さくらじまハウス2018に参加してきました

2年ぶりに開催されたイベント「さくらじまハウス」に登壇してきました。

開催場所は、前回と同じく鹿児島の桜島にあるレインボー桜島でした。生まれ故郷である鹿児島で開催されるということもあって、開催が発表されたときから参加するのを楽しみにしていました。


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マグマ温泉、すごそうです


前回のブログを見ると「参加者は140名を突破して」とありますが、今回の参加者はのべ240名だったそうです。三連休の初日にも関わらず、多くの方に来ていただきました。ありがとうございます。

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多くの方に来ていただきました


弊社からは、私と、システムプラットフォーム部長のid:wtatsuruが参加しました。id:wtatsuruは、最初の「秩序や混沌とどう付き合えばいい!?夢を実現するために、技術の変化と組織を考える」というパネルディスカッションと、その後の「はてなのエンジニア組織の取り組み」という発表の2本に登壇し、会場を盛り上げていました。

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id:wtatsuru、最初のセッションで若干緊張していたかも?


私は、さくらインターネットの田中社長、GMOペパボの佐藤社長と一緒に「経営者は技術の夢を見るか?現実はSFより奇なり!経営者が秘める技術への思い、挑戦と実行」というパネルディスカッションに登壇しました。プレジデント社の岩本さんのモデレートが大変うまく、自由気ままに話す3人をうまくさばいていただきました。私自身も、社長として私よりも長く活躍されているおふたりの話に大変刺激を受けました。1時間ちょっとのセッションでしたが、以下の公式の写真を見ていただくと、少なくとも登壇者はとても楽しんでいるように見えます。実際、とても楽しく、このメンバーでもう少し喋っていたいなと名残惜しさも残りました(このセッションの前に控室で結構喋っていたのですが、それでもまだ話足りない気がしました)。



さくらインターネットGMOペパボ、そして、はてなの3社は、それぞれ、ある局面ではライバルでありつつも、同じ方向を見て進んでいる同士であることを再認識できたので、今後もこうした場でご一緒できることを楽しみにしたいと思います。

それにしても、特に最後のセッションに登壇したみなさんは、観客を引きつけるお話が上手い。岩本さんの「観客が聞きたいことをうまく聞き出す」モデレート力、田中さんの例えをうまく使って聞いている人を腹落ちさせる力、佐藤さんの話に鹿児島をうまく織り交ぜる力(あとエンターテイメント力)には、とても感心しました。岩本さんの「どうして社長を引き受けようと思ったんですか?」と質問に、私が「九州男児薩摩隼人だからですかね。鹿児島の人はそういう気質があると思います」というようなことを回答したとき、佐藤さんがすかさず「鹿児島には『泣こかい 飛ぼかい 泣こよか ひっ飛べ』って言葉があって〜」と鹿児島の言葉を織り交ぜてきて、自分からその言葉が出なかったことが正直悔しかったです。まだまだ勉強が足りないですね。


さて、次回があるのか、またあったとしても呼んでもらえるのかは分かりませんが、鹿児島の皆さんにまたお会いできる日を楽しみにしています。イベントに参加いただいたみなさん、そこで何か得たなと思うことがありましたら、どんな形でも構わないと思いますのでアウトプットしていきましょう。それが積み重なることで次回開催に向けての熱量になっていくはずです。

おまけ

最後に、撮った写真をいくつかご紹介。

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フェリーからの桜島。残念ながらモヤで全貌は見えませんでした。


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フェリーといえば船内のうどん。これをつい食べてしまいお昼ご飯が食べきれないという人も多かったです。


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「さくら」の間の前に置いてあった案内板。「インターネット」を下に書き込みたくなります。


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「さくらじまハウス」ではなくてキャッチフレーズの方をイベント名と勘違いされたようでした。おもしろい御一行様です。

B'zへのラブレター

今週のお題「あの人へラブレター」

5月23日は「こ・(い)・ぶ・み」ということで、ラブレターの日と言われているそう。現在付き合っている人、昔の片思いの相手、応援しているアイドル、好きなアニメキャラ……。この機会に「あの人」へラブレターを書いてみませんか? 皆さまのご応募、お待ちしております。

こういうお題のときは、妻や両親にあてたラブレターを書くのが良いのでしょうが、今年はなんとB'zの30周年というメモリアルイヤーなので、大好きなバンドB'zにあてたラブレターを書きます。ひとつ前のエントリーもB'zについて触れてますので、またかという気もしますが、メモリアルイヤーということでご容赦ください。


松本さん、稲葉さん、B'z結成30周年おめでとうございます。


中学生のとき、友人から借りた「RISKY」の「GIMME YOUR LOVE 〜不屈のLOVE DRIVER〜」に衝撃を受けて以来、ずっとファンです。好きです。大好きです。楽しいとき、苦しいとき、どんなときも、いつもB'zの楽曲が人生に寄り添い、勇気づけてくれました。


初めて買ったB'zのCDは「LADY NAVIGATION」でした。親に買ってもらったばかりのaiwaのCDラジカセで、毎日のように聞いていました。友人からそれまでのCDを借り、カセットテープにダビングして(もちろんハイポジです)テープが擦り切れるほど聞きまくりました。家だけでは飽き足らず、母親が車ででかける際は常に同行し、カーステレオを大音量にして聞いていました。おかげで、私が大学進学のタイミングで鹿児島県外に出ていくまでの楽曲は、母にもがっつり仕込まれています。


「BLOWIN'」「Don't Leave Me」「MOTEL」などなど、今でもあの頃の楽曲を聞くと、受験勉強にはげみながら、恋に部活に頑張っていた中高生の頃の風景が蘇ります。


友人と一緒に行った初めてのライブがLIVE-GYM「the 9th blues」のツアーでした。県文化センターという、今から考えるとかなり小さなホールでのライブで、すぐ目の前でおふたりがパフォーマンスされていたのを鮮明に覚えています。惜しむらくは、初めてライブに参加した田舎の少年でしたので、音楽に合わせて身体を動かしたり、声を出したりすることができず、ただただ圧倒されていただけだったことです。友人と一緒だったのではしゃぎすぎるとかっこ悪いかもという思春期ならではの考えもあったかもしれません。タイムマシンがあるならば、あの頃の自分に「もっと心も身体も解放していいんだよ」とアドバイスしたいくらいです。LIVE-GYMといえば、今年2月にたまたま行くことができたLIVE-GYM「LIVE DINOSAUR」で、「赤い河」や「Don't Leave Me」など青春時代の曲を聞けたのは本当に嬉しかったです。ありがとうございます。また、千秋楽の日でしたので、ライブの最後、「おつかれー」の掛け声の直後に「Pleasure」のイントロが流れ、この夏のPleasureツアーが発表されたときの会場の盛り上がりは鳥肌が立ちました。


大阪で過ごした大学時代は、後輩とLIVE-GYM「ELEVEN」に行けたことが一番の思い出です。「juice」の演出で、ステージに吊られいていたトレーラーから大量のアルミ缶が流れ出す演出には度肝を抜かれました。圧巻でした。地道な記録を要する研究中も、B'zの楽曲を聞いて元気を出していました。唯一の心残りは、鹿児島でチケットが取れたLIVE-GYM「Spirit LOOSE」ツアーに行けなかったことです。チケットは母に譲りました。ライブへ行って帰ってきた母に、電話で「どうだった?」と感想を聞くと、「稲葉さんがスケスケだった」という予想もしない返事でしたが、後日、ライブの映像を見て、なるほど確かにと納得しました。


最初の就職で関東へ引っ越したときも、私を支えてくれたのはおふたりの楽曲でした。
会社の寮が横浜にあり、事務所があった茅場町まで、毎日片道2時間弱の通勤の間、イヤホンからエネルギーを貰い続けました。今でもアルバム「GREEN」の曲を聞くと、東西線の混雑や、地下鉄の出口をでるときのアスファルトの熱気が押し寄せてくる空気を思い出します。その後、はてなに転職するまで5年強、関東に住みましたが、会社に同じくらいB'zが好きな同期を見つけ、一緒にLIVE-GYM「BIG MACHINE」へ行ったのを覚えています。また、就職して1年後に結婚した際、結婚式でB'zの楽曲を使いたい私と、もう少しマイルドな楽曲を使いたい妻との間での駆け引きがあったのは良い思い出です。結局、新郎新婦入場の際に、松本さんのソロ曲「恋歌」を使わせていただきました。


2008年に、一念発起して転職することを決意し、住居も京都へと移しました。その頃のおふたりは、築き上げた地位にあぐらをかくことなく、Pleasureツアーの再開や、フェスへの参加、またソロ活動でグラミー賞を獲得するなど、挑戦を続けていく姿を見せてくれました。その姿に、勇気づけられ、励まされ、自分ももっと頑張ろうという気持ちになることができました。


そして、今年、2月にライブへ行ったばかりですが、夏のPleasureツアーも、高校からの友人に誘ってもらい参加することができそうです。住所変更が面倒で、一度退会していたファンクラブも、先日復帰しました。

これからもおふたりの楽曲・パフォーマンスを人生の糧のひとつにできる幸せを噛み締めていきたいと思います。


わたしのB'zの春うた

今週のお題「わたしの春うた」

背中を押してくれる1曲は?

今週のお題は「わたしの春うた」です。

さまざまな変化が訪れる春。そんな季節にあなたが聴いているのはどんな曲ですか?

新しい環境での生活を応援してくれる、そんな「わたしの春うた」を教えてください。皆さまのご応募、お待ちしております。

2月にB'zのライブ、もといLIVE-GYMに行ってきまして、最近B'z熱が高まっています。

12年ぶりにファンクラブにも復帰しました。

というわけで、「わたしの春うた」ならぬ「わたしのB'zの春うた」としてお送りいたします。

春(The 7th Blues収録)

春

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

タイトルがまんま「春」なので。
ただ明るい応援歌ではなくて、切ないラブソングです。好きなのだけど、誰かの恋人になっている人に対して、想いを伝えられず...という内容です。

May

May

May

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

シングル曲。タイトルはMay。「5月」と助動詞としてのMayの意味のダブルミーニングになってます。
こちらも明るい楽曲ではなくて、しっとりしんみりのバラード曲です。

love me, I love you

love me, I love you

love me, I love you

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

初期B'zの名曲。札幌の街なかで撮影されたPVが好きでした。
もやもやした悩み事も吹き飛ばしてしまおうという気持ちになれます。

MOVE

MOVE

MOVE

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

進研ゼミのCMソングにもなりました。
この曲も、もやもや頭で考えて悩んでないでとりあえず行動!という気持ちにしてくれます。

野生のENERGY

野性のENERGY

野性のENERGY

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

新卒で入社した会社の寮生活で良く聞いてました。
寮のイベントで先輩にギターをひいてもらって、みんなの前で歌った記憶があります。



懐かし目の曲が多くなってしまいましたが、人生の「春」である青春時代に聴き込んでいた楽曲が「春」らしい曲として身体に染み付いているのかもしれません。

フォトウォーク in 京都府立植物園

今週のお題「お花見」

先日、東京では平年より早く桜の開花宣言が発表されました。花粉症には辛い季節ですが、桜の写真やお花見におすすめのお弁当レシピなど、春が楽しくなるようなエントリーを募集します。

先週の土曜日、スタッフのid:takuji31さん、id:niwatakoさんと一緒に京都府立植物園でフォトウォークしてきました。私は、先日小学校を卒業した長男と三歳児の三男を連れての参加です。

長男には昔使っていたデジカメのGF1を渡して、一緒に撮影して周りました。桜は満開にはまだもう少しという感じでしたが、場所によっては綺麗に咲いているところがあり、また椿やその他の花も綺麗に咲いていたので、たっぷり2時間と楽しむことができました。三男がお腹が減ったと訴えなければもっと撮影していた気がします。


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引いて撮ってもよし

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寄って撮ってもよし


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桜を撮影する私(撮影:長男)と撮影した桜(撮影:私)です

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たんぽぽも春を感じさせてくれる花ですよね

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野鳥もたくさんいました

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メジロが良い感じに撮れました

みんなで集まってワイワイご飯やお酒を楽しむお花見も良いですが、フォトウォークもなかなか楽しかったです。

ちなみに会社の有志で行く予定のお花見は4月に入ってからの予定なのですが、この咲きようだとお花見のときには散っている可能性高そうです。まあ、それはそれで楽しそう。

写真で振り返る一人暮らし

私が一人暮らししていたのは、大学に入学した1996年から結婚した2004年までの8年間でした。

大阪大学に通っていましたので、最初に一人暮らしをした街は「蛍池」でした。関西の方には、伊丹空港に向かう際に阪急電車から大阪モノレールに乗り換える駅として有名な駅です。そこで一年間過ごしたのち、吹田のキャンパスに通うために「小野原」という街に引越しました。

学業や研究は吹田のキャンパスでしたが、サークル活動は豊中のキャンパスでしたので、国道171号線(通称「いないち」)をほぼ毎日自転車で爆走していたのは良い思い出です。片道40分くらいだったと思います。暑い日も寒い日もせっせと通っていたのは「若さ」という無尽蔵なエネルギーがあったからだと思います。

当時のことを思い出すために、写真がなかったかなと過去の写真をあさっていたら、バイトしたお金で買ったデジカメで撮影した自撮り写真が見つかりました。

こちらになります。

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なんともいえない表情の自撮り写真ですね

肌がつやつやしていて若さを感じます。

撮影日は2001年7月17日。はてなの設立が2001年7月19日ですので、ちょうどこの写真が大阪の片隅で撮影されていた前後、京都ではてなが誕生していたんですね。

部屋には自分の好きな映画のポスターやポストカードを貼っていて、一人暮らしを謳歌しておりました。

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タランティーノが好きでした

実家にいたころは、家族と合わせる必要があった起床や食事の時間も、一人暮らしになるとすべて自分任せ。実際に一人暮らしを始めるまではワクワクしていたものの、いざ始まってみると自由と引き換えに失うものがあるんだなと思ったものです。

一人暮らしを始めたら、こういうことをしてみたい、という願望のひとつが「冷蔵庫に多種類の飲み物を常備しておく」でした。友人が家に来た時に「何飲む?ビールと日本酒とチューハイがあるけど」みたいなことがやってみたかったのだと思います。

で、実際はどうだったかというと、このような有り様。

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なぜこの写真を撮ったのかまったく覚えていません...

大学生男子の冷蔵庫感が出てますね。なぜパスタが、しかも封が空いた状態で入っているのか。まあ現実はこんなものです。

今では結婚して子どもにも恵まれ、賑やかな生活に慣れてしまいましたが、家族が寝静まった深夜に、リビングの電気を消して、大音量のヘッドホンで映画を観ている瞬間に、ふと、一人暮らしだった頃の生活の空気感を思い出すことがあります。


#私の一人暮らし

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ひなあられ

今週のお題「ひな祭り」

桃の節句

今週のお題は「ひな祭り」です。

3月3日はひな祭り。女の子の健やかな成長を願う日とされています。ひな人形を飾るのを楽しみにしていた、ちらし寿司やひなあられが好きだった、など「ひな祭り」の思い出やエピソードを教えてください。皆さまのご応募、お待ちしております。

3月3日を過ぎてしまいましたが、遅ればせながらお題に参加。

自分自身が男兄弟で、自分の子どもも三兄弟という、女児不在な環境で生活してきたので、ひな祭りにあまり縁がありませんでした。3月のこの時期には雛人形を飾るんだなぁというのを、知識として知っている程度です。

ひな祭りから縁遠い人生ですが、今回ブログのお題として振り返ってみたら、小学校の給食に「ひなあられ」が登場し、それを少し楽しみにしていたことを思い出しました。

ひなあられをぼんやり思い浮かべて、口の中に蘇ってきたのが、マヨネーズ味のひなあられ。軽めに揚げられているひなあられの口当たりと、マヨネーズの風味がマッチして、すごく美味しかったのですが、あれ、ひなあられってそういうのだったんだっけと気になり始めました。調べてみたところ、大きく西と東でひなあられのイメージが異なるようですね。関東の方はポン菓子ベースで甘く、関西の方は餅を揚げたいわゆるあられなのだとか。

allabout.co.jp

いやしかし、自分自身が小学生のときからマヨネーズ味なんかあったんでしょうか。しょうゆ味の普通のあられだったのが、これまでの人生で記憶が改ざんされ(SF的な話ではありません)、マヨネーズ味のひなあられがあったような気がしているだけなのか。不安になってきました。

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中京テレビハッカソン「HACK-CHU!」に審査員として参加してきました

2/25、中京テレビハッカソン「HACK-CHU!」に審査員として参加してきました。

www.ctv.co.jp

「テクノロジーで暮らしを楽しくオモシロク!」というテーマで、前週に行われたアイデアソンを勝ち抜いた8チームが、実際に動くものを作ってプレゼンしてくれました。

審査員という立場で色々とツッコミを入れさせてもらいましたが、総じて熱量が高く、参加者の皆さんの想いがプロダクトに反映されていて、いち参加者として楽しいハッカソンでした。

こういうイベントに参加すると、自分も参加者として参加したい気持ちになりますね。気持ちが高まったので、名古屋駅前のジュンク堂書店でサーバーレスシングルページアプリケーションの本と、ブロックチェーンの入門書を買って帰りました。