今週のお題「好きな街」
すっかり涼しくなり、外出が心地よい季節になりました。街にぶらりと出掛けてみませんか? 今週は「好きな街」というお題ではてなブロガーの皆さんのエントリーを募集します。文章をつづったり、写真を紹介したり……。いろんな形であなたの「好きな街」を教えてください。ご応募をお待ちしております。
高校卒業まで暮らしていた鹿児島を除くと、京都が一番長く住んでいる街になっていました。
夏暑く、冬寒い、とか、京都の人はいけずな人が多いとか、色々言われる京都ですが、なかなか快適に暮らせています。人が多すぎず、少なすぎず。街もコンパクトにまとまっていて、徒歩や自転車などで移動しやすいです。観光地も多いですし、都会と田舎のいいとこ取りができるまち、それが京都なんじゃないかなと思っています。
そんな京都の街に暮らしていて、気に入っているのが素敵な路地が多いという点です。街をぶらぶらと歩くだけで、思わず足を踏み入れてしまいたくなるような魅力的な路地が、あちこちにたくさんあります。
例えば、こんな路地。この道を歩くだけで、京都という街のインサイダーになったような気持ちになれます。
突き当りが行き止まり、あるいは民家になっているような路地もたくさんあります。行き止まりと分かっているけれど、気になってしまいます。
突き当りに唐突に鳥居がある、なんてことも珍しくはありません。大きくて有名な寺社仏閣もいいですが、こういう生活の中に密着しているスポットも惹きつけるものがあります。
夜になると、路地はまた違った顔を見せてくれます。暗がりを抜けた先に提灯が吊るしてあると、ついその灯りに引き寄せられてしまいそうになります。
そして、これが今のところの、マイベスト路地です。
京都にお越しの際は、ぜひ路地にも目を向けてみてください。
追記 2018/10/31
京都生まれの方とこの話題について話したときに教えていただいたことが2点あるので、追記しておきます。
- 路地は「ろじ」ではなく「ろーじ」と発音する
- 路地は「行き止まりになっている」ところで、反対側の道まで突き抜けているのは「辻子」
- 上の写真のいくつかも「路地」ではなく「辻子」に該当してます。