家事は家族で

我が家には中学生2人と、幼児1人の子供がいます。オール男の子。元気が有り余っていてよろしい。

私も妻も働いている共働きの家庭なので、「家のことはみんなで分担」を基本方針としています。

分担と言うと範囲が大きく、みんなの負担を均等にという風に聞こえますが、なんでもかんでも親にやってもらうのではなく、自分たちでできることは自分でやるんだよという方針ですね。みんなで栗栖家の家事を回していきましょうという雰囲気にしています。

子どもたちにやってもらっていることですが、具体的には、お風呂掃除と晩ご飯作り(頻度少)とユニフォームの泥落とし。

お風呂掃除は、もともと長男の担当でしたが、次男が小学校高学年になったタイミングでバトンタッチして、今は次男の担当になっています。風呂の栓を抜いて、洗剤で浴槽を磨くと言うお仕事。日々のちょっとした家事ですが、次男にやってもらってとても助かっています。次男としては、三男が早く大きくなって、バトンタッチできる日を心待ちにしているようですが、まだあと数年はかかりそう。先が長いなー、早く変わってくれないかなーと、日々考えていた次男ですが、お風呂の洗剤をこすらず洗うタイプに変えたところ、負担が一気に軽くなったようで、喜んでいました。

晩ご飯作りについては、我が家でヨシケイを注文しているので、毎日届く食材をもとに、用意されたレシピを見ながら作ってもらっています。元々は、休校期間中に中3の長男がやり始めてくれて、学校や部活が再開し始めた最近は、次男がやってくれています(が、学校の方も少しずつ忙しくなってきたので、頻度は下がってきています)。これまで料理をやったことがない次男は、調味料の「少々」の分量が分からなかったり、塩胡椒をふるタイミングを間違ったり、小麦粉を「まぶす」がわからなかったりと、料理初心者がミスしそうなところを一通り踏み抜いていますが、そんな失敗も食事のときに笑い話にしながら会話が弾むのが良いです。自分たちで料理に挑戦してからは、ご飯を用意することの大変さが身にしみて分かったのか、私や妻が作った料理に対して、以前よりも「美味しい」「香りが良い」などの感想を言ってくれるようになった気がします。

ユニフォームの泥落としは、野球で汚れたユニフォームを洗濯機に入れる前に、長男次男それぞれが自分でやってくれています。やったことある方はわかると思いますが、グラウンドの土を落とすのって結構大変なんですよね。小さい頃から、これは自分たちでやるんだよと教えてきたので、特に文句もなくやっています。

お兄ちゃんふたりの背中を見て、幼児の三男も家のお手伝いをするぞと意気込んでいるのも頼もしいです。

当たり前のように、分担された家事をやっている子供たちを見ると、自分が同じくらいの頃と比べて雲泥の差だなと思って感心してしまいます(親ばか発言ですが、そこは大目に見てください)。自分は、家事は基本母親がやるという家庭だったので、なおさらそう思うのだと思います。私が高校生の頃、私の手をじっと見つめた母親の口から「何もしない、綺麗な手だねえ」と言葉が溢れたのを時々思い出します。あのときもっと家のことをやっておけばよかったなと、後悔することもしばしば。アホな私は、当時この言葉を聞いて「褒められているのかな」とすら思っていましたから救いようがないですね。今更遅いのかもしれませんが、実家に帰ったときはその都度感謝の気持を言葉や形で示していこうと思っています。


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