今週のお題は「納豆」。どういう切り口で書いてみようかなと少し悩みましたが、納豆には欠かせない「タレ」について書いてみようと思います。
納豆のタレとタレのパッケージって、実は着々と進化しているので、味わって楽しむ以外にも、その進化を楽しむことができます。ということで、これまでに私が感動したタレにまつわる進化をいくつかピックアップしていこうと思います。
納豆のタレって小さいビニールパッケージに入っていますが、指先でちぎるとピューーーーと飛び散ってしまって、下手すると服が汚れてしまうこともしばしば。そこきっかけにイノベーションが色々と起きています。
アンプルカット
タカノフーズの納豆で採用されているのがアンプルカット。こちらの記事の画像にあるように、タレ袋をちぎっても液体が飛び出さないような工夫がされています。指先が汚れることも少なく、快適です。
押すだけプッシュ
ミツカンの納豆で採用されているのが押すだけプッシュのタレ。タレ袋に特殊加工が施してあり、袋をちぎらずに袋を押さえて圧力をかけるだけで、タレが出てくるというもの。初めて試すときはドキドキしますが、なれてしまえばタレが飛び出す瞬間に快感を覚えます。
蓋をパキッ
同じくミツカンのにおわなっとうで採用されているのが、上蓋の中にタレが仕込まれていて、蓋をぱきっと割ることでタレを出すことができるというもの。これはタレ袋のゴミが出ず、タレを出し終えた後は蓋を裏返しておけば良いので事後処理が楽なのがメリット。蓋を割るのも楽しいです。サイトによると2012年から登場しているんですね。すごい。
ゼリー状のタレ
同じくミツカンのサイトより。現在は発売されていないようですが、2008年に登場したのがゼリー状のタレです。納豆の容器内にゼリー状のタレが添えられており、お箸で納豆の方へ移動させて混ぜるというもの。ゼリー状のタレが溶けにくいということで上で紹介している蓋をパキッタイプに置き換えられていったようですが、ゼリー状のタレに個人的にはエンターテインメントを感じていました。
タレの味
納豆 商品紹介(金のつぶ・くめ納豆・なっとういち)|ミツカン 納豆のブランドサイト
たれの味で選ぶ | おかめ納豆 タカノフーズ株式会社
ミツカンさんもタカノフーズさんも、タレの味にも工夫を施しています。
個人的には普通の醤油味よりも、昔からしそたれが好みです。
ミツカンさんのたまご醤油たれや、ぽんずたれは、普通のタレに飽きてきたかも...というときに良いアクセントになってくれます。
昔からある発酵食品の代表格的な納豆を舞台に、様々な技術革新が起こっています。今後、どういう方向に進化が進むのか、いち納豆愛好家としては楽しみでなりません。
今週のお題「納豆」
納豆、食べていますか? 納豆ご飯の他にも、カレーやチャーハンに合わせたり、さまざまなアレンジが。今週は「納豆」をテーマに、はてなブロガーの皆さんのエントリーを募集します。「納豆アレンジレシピ」「実は納豆が苦手……」「納豆って何回混ぜればいいの?」など、納豆にまつわるブログを書いてみてください。ご応募をお待ちしております。