好きなマンガを3つ挙げたら共通点があった #わたしのおすすめマンガ2020

はてなブログの記事にタグが付けられるようになりました。
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タグは過去記事にもつけることができ、本リリースにあわせてキャンペーンも開催しています。

ということで、キャンペーンのお題のひとつ「#わたしのおすすめマンガ2020」に参加させていただきます。

BLUE GIANT / BLUE GIANT SUPREME / BLUE GIANT EXPLORER

ある日、友人とでかけたジャズライブに心を打たれた高校生の宮本大(みやもと だい)が、サックスプレイヤーになることを決意し、練習の密度と量、そして持ち前の前向きさを武器に、成長していく物語。
BLUE GIANT」は日本、そして続編の「BLUE GIANT SUPREME」はヨーロッパ、続々編の「BLUE GIANT EXPLORER」はアメリカと、舞台が変わっていきます。
大が恐る恐る語るジャズプレイヤーの夢に対して「やれよ」と後押しする父親のシーンや、弟に立派なサックスをプレゼントしてコツコツローンを返す兄のシーン、人に親切をするのは当たり前だからと初の海外で右も左も分からない大を支えるドイツ人の医大生(名前が「クリス」!)などなど、好きなシーンやキャラクターを挙げるとキリがないです。特にこれというシーンを挙げるなら「BLUE GIANT」の3巻の学園祭。
バンド演奏が行われている体育館にて、ひとりでステージに立ち、ジョン・コルトレーンのカウントダウンをサックスのみで弾ききって観客の度肝を抜き、地味目の音楽の先生のピアノで校歌をジャズアレンジでセッションするという場面は何度読んでも心が震えます。
物語全体を通じて、主人公である大が自分の能力を信じ、夢に向かってとにかく「前を向く」ことの大切さが語られていて、自分の人生においても前を向いて頑張っていけるのは、このマンガの影響がかなり大きいなと感じています。
2020年10月30日には、「BLUE GIANT SUPREME」の完結編である11巻と、「BLUE GIANT EXPLORER」の第1巻が同時に発売されるので、未読の方は是非。

alu.jp

BLUE GIANT LIVE SELECTION ([特装版コミック])

BLUE GIANT LIVE SELECTION ([特装版コミック])

CHANGE! 和歌のお嬢様、ラップはじめました。

お嬢様学校に通うふたりの女子高生が、フリースタイルラップバトルに挑むという物語。瞬間的に言葉を紡いで、バトルでありながら、相手のラッパーとひとつの世界観を作り上げていくという様子が描かれています。

連載が終わってしまったのはめちゃめちゃ残念なのですが、作者の曽田正人先生は「め組の大吾」の続編「め組の大吾 救国のオレンジ」の連載が始まった(月刊少年マガジン)ばかりなので、楽しみにしています。

comic-days.com
alu.jp

木曜日のラジオスター

ジャンプ+に掲載された読み切りの作品です。はてなブックマークでも話題になっていたので、読まれた方も多いのではないでしょうか。
私もこの2年Podcastをやっているので、とても親近感を抱きながら読むことができました(もちろん私の父はラジオスターではないのですが)。ブログも、Podcastも、動画も、自分の内にある何かをさらけだしていくものだと思っていて、たとえ技術が稚拙であっても、恐怖に打ち勝って「表現する」ことの大切さ、意義があるのだと思っています(最初に紹介したBLUE GIANTにも「内臓をひっくり返す」という表現で似たようなことを言うシーンがありました)。最後の校内ラジオでの独白のシーンを読みながら、そんなことを考えました。

shonenjumpplus.com

まとめ

3本のマンガを紹介しましたが、なんとなく根底にあるテーマが似ている作品だなと、自分で書いてみて思いました。こういうのが私、好きなんですね。あと音楽や音声といった「音」に関するマンガであるという共通点があるのも面白いですね。
みなさんの投稿も楽しませていただきます。