【有料部分あり】2023年下半期のマイベスト映画/書籍

半年前のエントリの続編として「2023年下半期の個人的な映画/書籍ランキング」を書いてみようと思います。

上半期編は↓こちら
chris4403.hateblo.jp


今年の上半期で、観た映画(配信、過去作含む)は14本(上半期と同じ!)、読んだ本は29冊でした。

それぞれベスト3を無料部分に書かせていただき、全体のリストは有料部分に設定します。私が何を読んで、何を観たのか興味があれば購入してみてください、という感じです。ちなみに、ベストに選んだ映画と本については ossan.fm の epi.273でも話してますので興味があればそちらもどうぞ。

では、まずは映画のベスト3(順不同)から。


「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」は、WBCで優勝して大盛り上がりした侍JAPANの密着ドキュメンタリー映画。最後のシーンが大谷翔平対トラウトで終わるという裏にシナリオライターでもいるんじゃないかって誰もが思ったドラマティックな大会でしたが、そのドラマは選手招集会議から始まっていたんですね。普段は見ることができない勝負の舞台裏も見ることができて、素晴らしい仕上がりでした。
「ミッション・インポッシブル デッドレコニング Part1」は、私の大好きなミッション・インポッシブルシリーズの最新作。とあるキャラクターの退出劇は正直納得のいかないところですが、アクション映画としては良い出来だったと思います。とはいえ、トムもちょっと老けてきたよなーと。このシリーズ大好きなだけに、続けて欲しい気持ちと、後継を見つけてバトンタッチして欲しい気持ちと両方あります。続きが気になるけど、ストの影響で公開がだいぶ先に伸びてしまった。その上タイトルも変わるらしい。悲しい。
グランツーリスモ」は、レースゲームが得意なゲーマーを鍛えて本物のレーサーにしようというプロジェクトで実際にレーサーになったという実話を元にした映画でした。監督が「第9地区」のニール・ブロムカンプ。実話を元にしているわけで、ある意味結末は分かっているのですが、演出・映像が良く、ぐいぐいと引き込まれる作りになっていました。面白かった。

年間で1本挙げるとなったら「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」かな。大会ありきのこの映画は今年しか作れないと思うので。


続いて、本のベスト3(順不同)はこちら。


「この世の果ての殺人」は、隕石がもうすぐ落ちてみんな死んでしまうという世界観の中、福岡で発生した連続殺人事件を、主人公と教習場の教官が追うという話。設定がまずおもしろいし、実際に終末が近づいているという世界の描き方がとてもリアルで良かったです。
「きこえる」は、ミステリの短編集なんですが、各話の最初か最後、あるいは中頃にQRコードが仕込まれていて、それをスマホで読み込むとYouTubeの動画に飛ばされ、その場面に関連する音声が聞けます。その音声を聞くことで、物語が180度ひっくり返ったり、謎が解けるという仕組み。体験が面白かったですね。
「私労働小説 ザ・シット・ジョブ」は、ブレイディみかこさんの自伝的小説。完全な自伝ではないようですが、ブレイディさんらしい視点が散りばめられていて、「働く」ということについて自分自身を見つめ直すきっかけをもらえた一冊でした。

年間で1冊となったら「きこえる」かな。どれもベクトルが違って良かった本が多かったので一冊選ぶのは難しいですが、まああえて選ぶなら...という気持ちです。


さて、この3本をどんなリストから選んだのか。たかだか14本、29冊のリストですが、興味がある方は以下の有料部分からご確認ください(リストなので、感想とかは書いていないです)

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