英語を通じて外国の生活に触れた思い出や、異文化コミュニケーションの楽しみ、またはトラブルを乗り越えたエピソードなど、英語にまつわる幅広いストーリーを募集します。
今から8年くらい前(2つ前のオリンピックの頃だったと記憶してます)、当時はてなに在籍していた長山(id:nagayama)さんと、ふたりで会社近くのHUBへ飲みに行ったときの話です。
店内のモニタで何かの試合を見ながらまったりしていたら、海外からの旅人に話しかけられました。ふたりとも多少酔っていたのも手伝って、得意ではない英語で身振り手振りも加えながら、試合の話や京都のどこを観光したかといった雑談で盛り上がりました。
ひとしきり盛り上がったところで、そういえばと自己紹介タイムになりました。
長山 「マイ・ネーム・イズ・ナガヤマ」
旅人「ナガヤマ?」
長山「イエス! ナガヤマ・ミーンズ・ロング・マウンテン」
旅人「オーケー、オーケー」
id:nagayamaさんが、自分の名前を英語で言うと、というちょっと気の利いた自己紹介をしました。なるほど、じゃあ私もと、続きます。
栗栖「マイ・ネーム・イズ・クリス」
旅人「クリス?」
旅人「メロン?」
栗栖「ノーノー、マロン」
旅人「メロン?」
栗栖「ノーノーノー、マァロン(巻き舌気味に)」
旅人「メーロン?」
栗栖「ノーノーノー、マァァァァロン」
旅人「メェェェロン?」
栗栖「マァァァ」
旅人「メェェェ」
私は、自分の「マロン」という発音が悪いため、相手に伝わってないのだと思い、一生懸命それっぽく「マロン」を発声し続けました。
すると、となりのnagayamaさんがそっとスマホを差し出して、
「栗栖さん、栗はマロンじゃなくて、Chestnutですね」
と優しく教えてくれました。
「栗はマロンじゃなかったのか!」(マロンはフランス語)と衝撃を受けたのと同時に、今までそれっぽく発音しようとしてた自分が可笑しくてみんなでゲラゲラ笑ったのを覚えています。
id:nagayamaさんとは、はてな退職後もお付き合いがあり、最近はふたりでOssan.fmというPodcastをしていますが、今でもふとしたときに、このときのことを思い出して話のネタになっています。
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