好きだった給食メニュー

お題に答えてみようと「好きだった給食メニュー」について考えてみたんですが、最後に給食を食べたのはもう30年くらい前になるんですね。私の小学校は、当時児童数が2000人を超えていて日本一の児童数となっていました。給食は学校の中で作っていて、それだけの児童の給食を作る調理室には、大きな釜のような鍋が数台並んでいたように記憶しています。働いていた調理師さんもたくさんいましたが、それだけの数の児童のご飯を毎日用意するのって本当に大変だったんだろうなあ。

当時、私が好きだったメニューですが、ベタで申し訳ありませんが「焼きそば」です。その理由は、麺類が出ることが少なかったから麺というだけでテンションが上っていた、ソースの味がお祭りの屋台を想像させてくれた、クラスあたりに割り当てられる量が多くおかわりがたくさんできた、という今では大したものではないのですが、子どもの頃の私にとっては重要なポイントでした。

鹿児島の小学校だったので、何か鹿児島っぽいおかずがあったかなーと記憶をたどってみましたが、思い浮かびませんでした。黒豚や桜島大根、きびなごや苦瓜の料理がパッと出てくると良かったんですけどね。住んでいると、現地でよく使う食材は印象に埋もれちゃって、逆にカレーやハンバーグといった子どもに人気の定番メニューの方が強く印象に残ってしまうのかもしれません。



この間まで小学校の給食を食べていた、我が家の長男と次男に、好きだったメニューを聞いたところ「プリプリ中華いため」と答えてくれました。ご想像のとおり、プリプリの食感が味わえる中華風の炒めものなんですが、調べたところ京都の給食の定番メニューらしく、子どもたちの間では「プリ中」と略されて愛されているらしいです。プリちゅう、ぴかちゅうみたいで響きが可愛らしい。レシピも公開されていますので、気になる方は作ってみてはいかがでしょうか。

「プリプリ中華いため」レシピ



そういえば、こういった給食の話題で必ずと言っていいほど出てくる「揚げパン」ですが、実は給食で食べたことないのですよね。大学のときに県外に出てから存在を知ったくらいです。

私にとって「あげぱん」は、近所のマルミヤというパン屋さんで売っていた、アンパンを油で揚げて砂糖をまぶした、いわゆる「あんドーナツ」でした。このパンが大好きで、よく買って食べていました。大学生のときに「給食であげぱん美味しかったよねー」という発言を友だちから聞いたとき、「あんなに甘くておやつみたいなパンが、給食で出てくる素敵な地域が世の中にはあるんだなあ」と勘違いしたのを覚えています。


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