フレキシブルワークスタイル制度を新設しました

広報ブログにて公開したとおり、株式会社はてなでは、2020年11月1日から2022年10月31日までの2年間を対象に、変化やスタッフの働きやすさに合わせた「フレキシブルワーク」を実現するための新制度(フレキシブルワークスタイル制度)を開始しました。

事業成長と働きやすさを高次元でバランスさせる「フレキシブルワークスタイル制度」を新設します - はてな広報ブログ

制度の概要についてはリンク先を読んでいただければと思いますが、ざっくり説明をすると、これまでのオフィスへの出社を前提とした働き方・制度を改め、在宅勤務とオフィス勤務をおりまぜた形へと変えるというものです。2月頃から在宅勤務を取り入れた形になっていたので、特殊な状況下で緊急避難的に採用していた勤務スタイルを制度として整えました。

本制度の特徴として「2年間」という期間を明示しているという点があります。働きやすくなるのなら、今後ずっとこの制度のままでもいいのではないかいうご意見もあるかもしれません。この点については、今回の制度設立のきっかけが、コロナウイルス感染症対策という側面が大きいからというのがひとつの答えになると思っています。

コロナウイルス感染症については、感染予防の対処方法が徐々に浸透し、当初に比べると、社会的な混乱も軽減しているとは思いますが、欧州の方では第二波の感染が広がるなどまだまだ予断を許さない状況ではあります。この先の展開については、分からないことが多すぎるというのが正直な気持ちです。このような状況を目の前にして、組織として生き残っていくためには、先のことが分からないなりに、変化に対応していくための基本的な制度を整え、そこをベースに外部の変化に柔軟に対応していくことが重要と考えました。

この半年間、自分自身も積極的に在宅勤務を取り入れ、在宅にて仕事をしているスタッフやオフィスに出社しているスタッフと一緒に仕事をしてきました。在宅勤務には、メリットがある一方、もちろんデメリットもあり、そのメリットやデメリットの感じ方も人それぞれというのが率直な感想になります。個人としての観点からだけでなく、組織(チーム、部署、会社)という観点から見ても、メリット・デメリットがあります。特に、組織としての一体感や、チーム間の横のつながりをどう作っていくかは、在宅勤務を大きく取り入れた会社共通の課題なのではないかと思います。オンラインの上で、そういった課題を解決していくことは引き続き取り組んでいきますが、オフラインでの取り組みもきっと必要になると思っています。ここから先、コロナウイルス感染症への対策がより進み、会社として感染症対策に大きくパワーを割かなくても良くなったとき、そのときに改めて最高のパフォーマンスを出せる制度を作ろうと考えました。

2年後、やっぱりみんなオフィスに集まって働くのが良いよねとなるのか、もっと在宅勤務を進めていこうになるのかは、分かりませんが、個人的にはオフィス出社と在宅勤務がうまく組み合わさった働きやすい制度・会社を作れるのではないかと思っています。

フレキシブルワークスタイルは、「フレキシブルワーク」を実現するためにそのような名称にしていますが、制度自体も、そのときどきの状況にフレキシブルに対応し、改善していく予定です。

そのような会社で一緒に働いてみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひとも下記会社の採用サイトをご覧いただき、ご応募いただければ嬉しいです。今後とも、はてなをよろしくお願いいたします。

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